大阪コミコン2025:総括レポ 前編
- コミコン通信Y
- 5 日前
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更新日:4 日前

2025年5月2日〜4日、大阪・インテックス大阪で「大阪コミコン2025」が開催されました!
ちょうど「大阪・関西万博」が始まって間もない大型連休だったので、会期中の電車内は、万博に向かうファミリーや修学旅行生、そして特定の作品/キャラクターのTシャツやキーホルダーなどを身に着けたコミコン客でごった返し。
駅構内には万博公式キャラ“ミャクミャク”のポスターが溢れ、駅員さんが懸命に案内している姿も見られました。
何度も同じイベントに足を運ぶようになると、振り返った時に「あれは何年のことだっけ?」となりますが、2025年の「大阪コミコン」はしっかり記憶に刻まれたように思います。
快適だったインテックス大阪
今年の「大阪コミコン」は、初日の午前中こそ豪雨でしたが、オープニングセレモニー後は快晴に。以降もお天気に恵まれ、気持ち良く過ごすことができました。
インテックス大阪は中央に屋内/屋外広場があり、その周辺を各ホールが“コ”の字型で囲っている構造。目的のホールへ移動しやすく、広場で交流を図りやすいのが利点です。

「スーパーロボコス大展」にも出展している、ハイクオリティなロボットコスプレも大集合!

屋内広場は2階バルコニーから見下ろすことができるのですが、コスプレイヤーの方々が一堂に介した時の光景は圧巻。
広場では、「写真撮ってもいいですか?」「記念に一緒に撮りましょう!」といった会話が飛び交っていました。

「東京コミコン」の会場である千葉・幕張メッセのスタイリッシュな雰囲気も好きですが、コミュニケーションの取りやすさで言うと、インテックス大阪の方に軍配です!
フォトスポットもグッズも盛りだくさん
マーベル&スター・ウォーズ ブース
場内ホールでは、映画配給会社などによるブースや、様々な展示が目白押しです。

「大阪コミコン」メインビジュアルコンテスト応募作品の展示や、「ヘリテージ・オークションズ」の『ウォーキング・デッド』シリーズのフォトスポット、エンタメコンテンツに登場する乗り物が勢揃いした「スーパーライド」コーナーなどがありました。
一際大きな存在感を放っていたのが、マーベルのブース「ROAD TO THE AVENGERS」。入口には5月2日に劇場公開初日を迎えた映画『サンダーボルツ*』の予告編が流れています。

中に入ると、MCU新作映画4作品=『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』、『サンダーボルツ*』、『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』のフォトスポットがそれぞれ設置されていました。

特に今夏公開される『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』のフォトスポットはかなり作り込まれており、レトロフューチャーな世界観に浸ることができます。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』のフォトスポットは、キャスト名が記されたディレクターズチェアとドクター・ドゥーム役ロバート・ダウニー・Jrが写った写真と、作品ロゴのみ。照明が絶妙で、“シンプル・イズ・ザ・ベスト”な、カッコいい一枚を撮ることができました。

「MARVEL POP UP STORE/OCC2025」「STAR WARS POP UP STORE/OCC2025」では、マーベルと『スター・ウォーズ』のグッズが1,500品目以上も販売! 「大阪コミコン」先行・限定グッズも多数ありました。

やはりここでも目立っていたのは『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』グッズ。数字の④だけで何でこんなにオシャレなの……!?
『スター・ウォーズ』グッズは、4月半ばに開催された「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」(SWCJ)で散々チェックしていましたが、その時に我慢した商品や売り切れで諦めた商品、さらには新製品が揃っており、気づいたらレジ列に並んでいました。
向かいには、「SWCJ」でも行列を作っていたグローグーのポップアップストア「STAR WARS GROGU CUTEST IN THE GALAXY」が! 「大阪コミコン」限定ピンズが人気とのことでした。
なお、同ショップは6月下旬、東京駅キャラクターストリートにオープン予定。10月からも『スター・ウォーズ』関連のポップアップとして継続するらしいので、今後の展開も楽しみですね。

「大阪コミコン」会期中に5月4日“スター・ウォーズの日”を迎えるからか、『スター・ウォーズ』関連の展示も。

ところで、出展の方たちや来場者の方たちとお話をして感じたのが、「SWCJ」参加率の高さ。
「うんうん、我々の中ではまだSWCJは続いているよね!」と、心の中で皆さんと固い握手を交わしました。我らの道!!
ワーナー ブースはジェームズ・ガン監督の
新作映画『スーパーマン』を大プッシュ
「東京/大阪コミコン」のブースと言えば、「ワーナーブラザース・ディスカバリー ブース」も外せません。

入り口には、今夏公開される映画『スーパーマン』のフォトスポットが設置。記念撮影をしていたら、ステッカーがもらえました。嬉しい!


店内でも、やはり目玉は『スーパーマン』。整然さとポップさの双方を持ちあわせたデザインの『スーパーマン』グッズに、思わず手が伸びます。
“先行販売アイテム”と謳われていると、つい欲しくなってしまうのが人間の性ですよね……!

ほかにも、バットマンをはじめとしたDCキャラクターのグッズ、『パワーパフ ガールズ』や『トムとジェリー』などのアニメ商品、定番の『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、『ハリー・ポッター』『ファンタスティック・ビースト』シリーズなど、バラエティに富んだラインナップが揃っていました。
静かなるカオス「コミコンショップ」
ユニークな商品が売っているという噂を聞きつけ、「コミコンショップ」にも足を運んでみました。

入り口付近には、同ショップの店長を務めるガチャピン・ムックのグッズがズラリ。2人がちんまり刺繍されたバケットハットがとっても可愛い!

他にも、「コミコン」のグラフィティが印刷されたTシャツなど色々ありましたが……、

噂のグッズはこちら! 「コミコン」超巨大キャップ!!
ガチャピン・ムックが被っても余白ができそうなほどのサイズ感で、あまりの大きさに笑ってしまいました。インパクトが強い、強すぎる……!!!

「コミコンショップ」にはその他、ボン・ジョヴィやレディー・ガガなど、海外アーティストのグッズも一緒に販売されており、よくよく観察してみるとカオスな空間であることが分かりました。
今後どんな珍商品&珍ラインナップで攻めてくるのか、楽しみです!
初日来場者は約300名!?
凄すぎた『トワウォ』旋風
現在、1月に封切られた映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦 九龍城砦』が異例のロングランヒット中です。
ファンたちの熱狂ぶりたるや凄まじく、5回や10回のリピート鑑賞はザラ。中には、25回も鑑賞したツワモノもいるのだとか……!

「大阪コミコン」への出展も、開催約1週間前に発表されたのにも関わらず、ファンたちが殺到!
初日の開場後すぐに大行列が発生し、急遽スタッフの方たちが列の目印用ガムテープを床に貼っている姿を目撃しました。


グッズは飛ぶように売れていき、初日に完売してしまった商品もチラホラ。
配給担当者さんは、「予想を遥かに超える来場者数に驚いており、そして数量が足りずに残念な想いをしたお客様に本当に申し訳ない……」と、かなり心苦しそうな表情で語っていました。
今後の展開は未定だそうですが、今回の盛況ぶりを踏まえて何か仕掛けてくれるのでは、と期待しています!


なお、同ショップの売り上げ&盛り上げに貢献していたのは、今回の出展のために来日した阿七(アチャッ)役のジョゼフ・ラウさん。
ブースのそばでニコニコと佇んでおり、ファンたちからの記念撮影に、順次快く応じていました。

2日目の早朝にはブースの品出しをお手伝いしている姿を見かけ、特別店長としての役割を全力で全うしているジョゼフさんのことが、ますます好きになったのでした。
『トランスフォーマー』への
壮大なる愛を奏でていたBoostGear
「コミコン」では、雑貨やアパレルが雑多に陳列されたショップでお宝探しに興じるのも乙なもの。『トランスフォーマー』の珍しいデザインのTシャツに導かれ、BoostGearさんに立ち寄ってみました。

店長の門奈さん曰く、例のTシャツたちは、展示イベントなどで販売されているアパレルとは一線を画したデザインにしようと企画した入魂の品々。
写真に写っているTシャツ背面の文字は、アニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』のDVDからトレースしたそうです!

もちろん、『トランスフォーマー』のフィギアもラインナップ豊富。ちなみに最近は女性ファンが増えており、その中でも悪役の人気が高いらしいですよ!
【大阪コミコン2025:総括レポ 後編】へ続く!